「ソーシャルメディアアート宣言!」
新しくなり始めた私たちの身の回りのメディア環境。
そこで起きている諸相をクリティカルに、ときに「わかるわかる」と思考がうずくメディアリテラシーを呼び起こさせる、ソーシャルメディア上での新たなアート表現が生まれ始めています。
今回の「クリエイティブファンタジスタ」では、このような「ソーシャルメディアアート」といういうべき新たな展開をかたちにした作品が展開する今までにないユニークな展覧会となっております。
では「ソーシャルメディアアート」とはどのようなものになって行くのでしょうか?
今回、本展の出展作家である門脇篤と、"Nagasaki Archive"や"YAMATO Earth"などアートと社会、エンタテイメントを結ぶソーシャルメディアによるアート表現を展開する渡邉英徳とともに「ソーシャルメディアアート」という可能性を一緒に深めて行きます。
□ クリエイティブファンタジスタ協賛企画
■ シンポジウム「ソーシャルメディアアート宣言!」
日時: 2月13日(日) 15:00 開始(14:30 open)
○ スピーカー
門脇 篤 = 現代美術家
渡邉英徳 = ビジュアリスト
○ モデレーター
岡田智博 = 「クリエイティブファンタジスタ2011」キュレーター
参加料: 1500円
◇ 会場: Vacant 東京都渋谷区神宮前3-20-13
◆ 「クリエイティブファンタジスタ」開催中
会場MAP: http://fantasista.creativecluster.jp/map.html
JR「原宿」徒歩6分/東京メトロ「明治神宮前」徒歩3 分
公式ホームページ: http://fantasista.creativecluster.jp/
問合電子メール : tokyo@creativecluster.jp (Creative Cluster 会場直通)
会場問合電話= 080-7002-8807
「クリエイティブファンタジスタ」で展開される
ソーシャルメディアアート
○ #adachi = 門脇 篤
コミュニティアートを展開する現代美術家である門脇は、足立区でのプロジェクトの調査のため、Twitterで情報収集をした際に、あることに気付いた。
足立区に対する発言が他の地域に較べて、極めて偏った内容のものが莫大にあったのだ。この数多な発言によって、足立区という地域を人々が無意識に表象することで生まれた想像上の「ディストピア」がかたちづくられてしまっていた。
後に門脇は、Twitter上での「足立区」発言をする人々との会話をもとに、実際に足を運ぶのであった。そこには、一方の表象である「下町」としての足立区が広がっていた。
○ お察しさん Your World Order = Owv
それぞれネットアートやメディア論で実績のあるコンビが匿名で行うこのプロジェクトは、ネットでの発言機会の高まりによって生まれている数多の人々の言論空間とクリティカルに向き合う、自分自身のための「世界秩序」を思考するための作品である。
様々な立場によって伏せられる「あの国」や「あの島」などの発言をむき出しに語り合うソーシャルメディア空間に「あれ」と「それ」が持ち込まれるとき、私たちは違和感とともに相対化した何かを感じることになるであろう。
○ 24 OUR TELEVISON =ナデガタインスタントパーティー
24時間限定のインターネットテレビ局を開局するプロジェクト《24 OUR TELEVISION》。本展では制作時の資料や映像素材を再構成し、ドキュメント展示を行う。国際芸術センター青森(ACAC)アーティスト・イン・レジデンスプログラム(2010年5月~7月)として、100名を超える市民スタッフと地元メディアを巻き込み、企画立案〜スタジオセット制作〜番組収録を行った。2010年6月「USTREAM」を24時間の生放送を実施し視聴数延べ8000viewを記録、インターネットを中心に大きな話題となった。本展会期中、実際に放送した映像コンテンツを「USTREAM」にて再放送配信することで、いつでも《24 OUR TELEVISION》を閲覧できる状況を作り出す。
特設Webサイト:http://24.nadegatainstantparty.org/
○ Twitter 音楽 =松本 祐一
Twitter上にある発言の文法を分析して自動演奏される新たな音楽。
○ New York Times SE = The Yes Men
"Fix The World" をテーマに活躍する The Yes Men 。彼らは米国の人々が持つある願望を現出するために、仲間たちと協力して2009年の独立記念日に「New York Times」を発行し、ニューヨークの巷で大々的に配布した。一面は「イラク戦争終結」と即時撤兵する米軍の姿が。